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「日本っぽくない」社風?ベトナム人社員に聞く、働きやすさの秘密

人事/人物

タカネットサービスグループでは、グループ各社で多くの外国籍の方が活躍しています。今後も多くの外国籍の方の採用を強化するタカネットサービスですが、外国籍社員の方々はなぜ数ある企業の中でタカネットサービスを選んだのでしょうか。先輩社員、タカネットサービスを選んだ決め手や、働く魅力についてお話を聞きました。

入社の決め手は、面接で感じた「人のやさしさ」

──ベトナム出身のおふたりは、タカネットサービス業務を教えてください。

フェン:私の主な業務としては、中古トラックの販売・買取を行う「トラックランド」の営業事務を担当しています。契約書類の作成や請求書の発行など、営業担当者のサポートが中心です。


ユン:今は「投資deスグのり」などを担当するアセットマネジメント事業部に所属していまして、同じく営業事務のお仕事をしています。契約書の作成や、車両の名義変更の対応などが多いですね。



──日本で働くようになったきっかけを教えてください。

フェン:子どもの頃から日本のアニメが好きで、日本に留学していた親戚からも日本の話をいろいろと聞いていたので、日本に興味がありました。高校を卒業してから日本に留学して、卒業後は帰国するかどうか少し悩んだものの、そのまま日本で就職しました。日本企業の働き方を勉強したかったんです。タカネットサービスは3社目の企業になります。


ユン:僕も小さい頃から日本のアニメを見ていたので、きっかけはフェンさんと似ています。高校卒業前にちょうど奨学金をいただいたので、この機会を逃さないようにと日本に留学しました。日本の大学に4年間通った後、新卒でタカネットサービスに入社しました。


──入社の経緯を教えてください。タカネットサービスに入社した決め手は何でしたか?

フェン:人と話すことが好きだったので、初めは営業の仕事をしていたんです。でも、若いうちにいろいろ経験してみようと思って事務の仕事に絞り転職活動を始めました。トラックにも興味があったのと、面接のときに「やさしい雰囲気の会社だな」と思ったことが決め手になってタカネットサービスを選びました。実際に働いてみた今、やっぱり事務の方が向いてるのかなと感じています。


ユン:僕も、面接官がやさしかったことが決め手になりました。やっぱり、社会に出て初めて入社した企業なので人間関係が一番大事だと思ったんです。この環境は自分に合うだろうと思ってタカネットサービスに決めました。


フェン:タカネットサービスではグループ会社も含めて、これまでにもベトナム人の採用をしているので、何かあっても相談しやすい心強さがあります。あと、私はもう一つ理由があって、それはオフィスがみなとみらいにあることなんです。ベトナムでもみなとみらいは人気で、私もすごく好きな街です。いつか住んでみたいと思っていたのも決め手でした。



タカネットサービスは「日本っぽくない」オープンな社風

──タカネットサービスの面接はどんな感じでしたか?

ユン:僕は、学生時代にアルバイトしていたお寿司屋さんのことで盛り上がりましたね。


フェン:私も、普通の日常会話みたいな感じでした。他社の面接は厳しいところが多いですが、タカネットサービスはやさしい、笑顔が多い、という印象でした。


──日本とベトナムの就職活動に、何か違いはあるのでしょうか。

フェン:私はベトナムで就職したことはないのですが、家族から聞いた話では、金髪のままスニーカーを履いて面接を受けることも多いみたいです。日本では就職活動のとき、スーツを着て髪を黒く染めて見た目から変えますよね。ベトナムでは、見た目にも自分らしさや性格を出す方がよいとされているんです。そういう意味では、タカネットサービスの雰囲気はベトナムとも似ているかもしれません。面接も楽しくお話しする感じなので、良い意味で日本っぽくないところがありますね。


──実際に入社してみた印象や感想を教えてください。

フェン:入社前と印象は変わらず、オープンで働きやすい環境だと思いました。思っていたより忙しいですけど、タカネットサービスは自分の仕事さえ終わっていれば定時で帰ってよい空気感があるのがいいなと思います。他の企業だと、上司が帰らないと自分も帰れない、という雰囲気があったりするので。


ユン:僕は初めて社会人になったので、緊張とか不安もいっぱいあって心配していましたが、みなさん本当にやさしい方です。いつも気にかけて、面倒を見てくれていますね。



──業務に取り組む中で、どんなことが難しいと感じますか?

フェン:中古トラック業界は初めてだったので、専門用語を覚えることですね。車検のことも全然わからなかったので、0から勉強していきました。あとは、メールでの敬語のやり取りも難しいです。


ユン:やはり、電話は難しいと思います。慣れない専門的な言葉が多いこともあり、最初は緊張して聞き取れないこともありました。お客様が車に詳しい方ばかりなので、電話対応をするうちに車の名称や略語にも詳しくなりました。普段、街でもどんなトラックが走っているのかを見るようになりましたね。


──社内のコミュニケーションについても教えてください。わからないことや困ったことがあるとき、いつもどうしていますか?

フェン:特に教育担当者が決まっているわけではないので、わからないことがあれば、上司やその場にいる社員がフォローしてくれますね。契約書を作る業務で金額を間違えて記載してしまうことがありました。ダブルチェックの体制があるので上司がすぐに気づいてくれて、直し方まで教えてもらえてすごく助かりました。


ユン:僕もよくミスをしてしまうのですが、上司が本当にいつもやさしく教えてくれます。本当にありがたいなと思います。プライベートで困ったときも助けてもらったことがありました。



語学力を活かして、いつかは海外との架け橋に

──外国人の方と働くことについてタカネットサービスの社員に聞くと、「伝える側、教える側も勉強になる」という声もありました。日本人と働く上で、何か意識していることはありますか?

フェン:これはタカネットサービスの社風でもあるのですが、思ったことや疑問は溜めずに、素直に伝えるようにしています。社員の方がよく「何か困ってることとか、ある?」と気にかけて質問してくれるのですが、その都度伝えて解決している感じなので、無いんですよね(笑)。とてもありがたいことだと思います。


ユン:日本語の言い回しは難しいので、勉強するようにしています。例えば、日常会話では「昨日(きのう)」と言いますがビジネスでは「昨日(さくじつ)」の方が適していますよね。仕事の場面ですぐに教えていただけるので、とても勉強になります。

フェン:学校でも勉強する知識ですけど、仕事や日常で使う実際の言葉は結構違うんですよね。友達と話すなら間違うことも問題ないですが、お客様には失礼がないようにしないといけないので、新卒の頃は緊張しながら話していました。


──これから挑戦してみたいことはありますか?

フェン:タカネットサービスは今もベトナムやマレーシアなどいろいろな国と繋がりを持っていますが、いつかその中で活躍できたら良いなと思います。母国語であるベトナム語を活かして、例えば出張のときにお手伝いするようなことができるとよいなと思います。


ユン:先日、弊社の代表がベトナムに出張に行ってました。今後も出張の機会はあると思うので、僕も、ベトナム語や英語などの語学力を活かして貢献できたらよいなと思います。



──最後に、タカネットサービスに興味を持っている外国人の方にメッセージをお願いします。

フェン:日本と外国では文化の違いや言葉の壁はありますが、タカネットサービスは何でも相談できるオープンな環境なので、とても働きやすいです。明るくて、人と話すのが好きな人は特に向いているかもしれません。業界未経験でも、毎日新しいことを教えてもらえるので安心してほしいですね。


ユン:ベトナム以外にも中国の方も活躍していてグローバルに採用が進んでいくと聞いています。僕は新卒入社で、業界未経験でしたが、一から教えてもらえる環境です。タカネットサービスのみなさんは本当にやさしくて、すぐに何でも相談できる家族のような人間関係があります。興味がある方は、ぜひ入社してください!

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