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株式会社陸送ネット・インタビュー
(タカネットサービスグループ)

人事/人物

タカネットグループの「陸送ネット」は、陸送サービスから車検、整備・修理、板金、塗装、架装、リノベーションと、トラックにおける様々なニーズにお応えするサービスを提供しています。今回は、陸送ネットの整備事業部執行役員であり、栃木センター長の永森寛さんにインタビュー。東日本車輌センターの魅力やこれからの目標を伺いました。

■「陸送ネット」の業務内容を教えてください。

陸送ネットはタカネットサービスのグループ会社で、車両整備サービスと陸送・輸送サービスが主な業務です。中古トラックを、外装だけでなく性能面も整備し、作業完了した車両をお客様のもとに陸送するというワンストップサービスを行っております。

具体的な作業としては、整備部門はまず車両の状態を隅々まで確認し、お客様の要望にあわせて塗装作業を行い、足回りの細かな部分まで洗車いたします。そして、キャブ内の清掃と各パーツの取り付けを行います。陸送部門は、整備作業を完了した車両をお客様のもとに納品する作業を行います。他社は整備と陸送を別々の業者が担当していることが多いので、納期を短縮し、コストカットできるという点がお客様に喜ばれています。


■永森さんの入社経緯を教えてください。

以前は運送ドライバーをしていました。現在は整備を学んでいたこともあり、整備をメインに担当しています。入社当初は整備を改めて勉強したりもしましたが、現場で学び現在は、11名の整備士の作業分担や全体を見ています。

■陸送ネットの特色とはなんでしょうか。

グループ会社であるタカネットサービスは中古トラックを主に扱います。それを陸送ネットで委託を受け、車両を引き取りに行き(陸送)、整備・リノベーションしてタカネットサービスが販売し納車しています。この全般の工程を、東日本車両センターで行うことができるというのがひとつの強みだと思います。

陸送ネットの整備面での特色は、整備だけでなく塗装サービスも行っていることでしょうか。大手メーカーで使っている大型の塗装ブースを備えており、大型の全長12メートルのトラックも塗装可能です。それから、室内清掃も徹底的に洗浄を行っています。一度内張を外し、クリーニングをしてから再度取り付けしています。ここまで徹底的にリノベーションするのは、弊社ぐらいなのではないかと自負しています。

■トラックのリノベーションで一番やりがいを感じることは?

中古トラックは排気ガスの黒煙の汚れやサビなど、どうしても使用感が出てしまうのですが、我々がキャビンを真っ白に塗装しシャーシのサビを落として、内装も綺麗に仕上がったトラックを見ると、達成感を感じます。また、ボディの上物を改造したりボディ・ウィングの載せ替えなどの二次架装は、作業工数が増えるのでその分通常よりも時間がかかるのですが、難しい作業ほど仕上がるとこちらも嬉しくなりますね。


■センター長としての業務はどのようなものですか。

整備士を塗装と整備で2チームに割り振るんですが、整備でも、溶接加工が得意な人、エンジン周りが得意な人、塗装が上手な人と、それぞれに得意分野があるので、それを考慮しながらスムーズに作業しやすいチーム編成をしています。最近、作業見積もりなどの事務作業を担当するコントロール室が設立され、そこで作業の割り振りをすることもあります。

■これからの目標は?

陸送ネット栃木営業所は、車検の認証工場なので車検整備は承れるのですが、検査を受けるには宇都宮の陸運局に車両を運ぶ必要があります。車検の指定工場が取得できれば、その分の時間もコストも削減できて、お客様に還元することができるので、人材を拡充し、指定工場取得を目指していきたいと思っています。私個人としては、作業の工期をさらに短縮して、なるべくお客様をお待たせしないように、それと同時に売上工場を目標に日々、努力を続けていきたいと思っています。


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